非日常体験を創出してくれるサービス
〜社会福祉法人あいち メリーホーム大喜様〜
メリーホーム大喜
メリーホーム大喜は、社会福祉法人あいち様が運営する特別養護老人ホームです。ショートステイのサービスも行っており、建物はとても綺麗でとても広々とした施設です。今回は弊社サービスの導入を進めてくださった介護主任の竹内様と、現在のレク担当の田中様にインタビューさせていただきました。
利用者様もスタッフも生きがいを大事にする施設
ーまずは簡単に『メリーホーム大喜』さんの雰囲気や特色をお聞かせください。
田中さん:建物全体で温かい雰囲気を大切にしております。館内も木を沢山使った造りになっており、柔らかい雰囲気を目指しております。施設の運営も、理念である『生きがい』を大事にしています。利用者様がどのようにこれまでの人生を歩んでこられたのか、またそこからメリーホーム大喜での生活を、最後まで楽しく生きがいを持っていただけるにはどうしたらいいか、最後まで自分らしい生き方ができるようにするにはどうすればいいかを常に考えた運営を行っております。また、働いているスタッフも生きがいをもって働いていけるような職場作りを大切にしております。
メリーホーム大喜 管理栄養士 田中さん
プロのクオリティの高さを実感
ーサービスを導入されて率直な感想をお聞かせください。
田中さん:スタッフではできない音楽系のレクリエーションが凄く好評です。知っている曲が流れれば、口ずさんだり身体を動かしたりしていました。知らない曲でも、柔らかい表情をしたりと、とてもリラックスしてレクリエーションを楽しんでいたと思います。また、プロの講師がきてくださるので、楽器の説明や曲の背景を紹介いただきながら進めてくださるので、とても満足度が高かったです。私達でやろうとしても当然できませんし、そのような繋がりもありませんので、多種多様な音楽のレクリエーションを準備しようとしたら、探す手間もありますし、謝礼をどれぐらいご用意すればいいかもわからないのですが、エブリ・プラスでは私達は選ぶだけなので、探したりする手間を省けてありがたいなと思っております。
ーありがとうございます。竹内さんからみていかがでしょうか?
竹内さん:そうですね、音楽系は特によかったと感じます。他に今まで実施した中では、有松絞り体験が好評でした。利用者様が、施設に入居する前から印象が残っているものをレクリエーションとして楽しむことができるというのは、私達では、中々できないものではありますので、とてもよかったと感じておりますし、利用者様もすごく喜んでいただけました。
メリーホーム大喜 介護主任 竹内さん
スタッフではできない、非日常体験を提供
ーサービスを導入された決め手や背景を伺わせてください。
竹内さん:日常から10名1組のユニットケアを実施しており、そのユニットの担当のスタッフがレクリエーションも実施してきました。スタッフがやるレクリエーションというのは、日常の生活にあるものや日常の延長線上にあるものがほとんどです。その一方で、私達が生活していくには起こりうる、非日常体験をどのように作り出していけるかと考えた時に、スタッフでは難しいのが正直なところです。その非日常体験を利用者様に提供していきたいと考えたのが一つの決め手です。もう一つの決め手は、そういう非日常体験ができるイベントをどのように開催するのかをスタッフにも知ってもらいたい、どのようなレクリエーションを行うと利用者様がどのような笑顔を見せてくれるのかを知ってほしいと思ったからです。
ー導入を決められたのは、去年からですよね?
田中さん:はい、そうです。それまでは、年間の中で一番大きな催しが10月にある施設のお祭りがメインで、あとは7月に流しそうめん会をやったりしております。他の月は、毎月委員会として集まりはするものの、月ごとにレクリエーションを必ずやっているわけではございませんでした。委員会のメンバーも施設の各階に1名選出されていますが、階に1名しかいないとなると、準備の段階で勤務を合わせたりとマンパワーが必要となるため難しいところがありました。エブリ・プラスのサービスを導入してからは、計画的にレクリエーションを実施できるようになりました。
ーレクリエーションを選ぶ際の、担当者としてのこだわりはありましたでしょうか?
田中さん:普段触れることがないけれど、触れたら楽しいものを選ばせていただいております。マニアックな感じかなと思っても、実際触れたら楽しいだろというものを選びました。
熱く語っていただいている竹内さんと田中さん
導入効果は人材採用にもでている
ーサービス導入されて、よかったと感じる点はありますでしょうか?
田中さん:スタッフだけの発想だと、「これは難しいだろう」と勝手に決めつけて言わないことが多かったです。選択肢の中に様々なレクリエーションがあることで、「こういうこともいいかもしれない」というポジティブな発想ができるようになりました。また、「このようなレクリエーションを行っています」という、宣伝ができるのも非常にありがたいです。
ー宣伝というのは、施設の見学者様向けにされているのでしょうか?
竹内さん:そうですね、施設の見学者様やケアマネへの宣伝として利用させていただいております。他には、職員募集の部分にも活用させていただきました。インスタグラムにレクリエーションの雰囲気を載せさせていただいておりますので、「レクリエーションが楽しそうな雰囲気で凄くいいですね」と言っていただくことも多々ありました。特に、今は若い方が見てくださっていて、そのような反応をいただけておりました。また、利用者様のご家族も楽しそうな雰囲気をみていただくと安心していただけると思います。
ー導入されてよかった点や成功体験はありますでしょうか?
竹内さん:私達が非日常を体験する、例えば旅行に行くとしたとき、旅行に行く日が楽しみというのもありますが、それ以上に旅行に行くまでが楽しみの部分が多いと思います。なので、そのイベントを楽しみにしていただく時間ができた点は凄く良かったと思います。「今度、こんなコンサートあるよね?」といった、利用者様からの会話が増えたと感じております。また、エブリ・プラスさんのレクリエーション後は「こんなことがしたい」「こういうのが見たい」というお声も増えました。そのお声から自分たちのレクリエーションは、次はこういうことをしようとか、エブリ・プラスさんにこういうことお願いできないかと考えるようにもなりました。企画するスタッフも、利用者様からのお声を反映させるために創意工夫することができ、本当に楽しみながらレクリエーションを実施できていると思います。
ヨガを楽しむ利用者様と講師
導入ハードルはなく、プロのクオリティが楽しめます
ーエブリ・プラスのサービスを導入する際、最初はハードルみたいなものはありましたでしょうか?
竹内さん:正直、ありませんでした。導入するためのハードルというより、我々側の運営側で解決しなければいけない課題が多かった印象です。レクリエーションは5階の多目的ホールで行っているのですが、そこまでの移動の方法や一斉に移動していいのか等を沢山話し合いました。ただ、導入の障壁とまではいかなかったです。
ーエブリ・プラスのサービスを導入する点で不安なことはありましたでしょうか?
竹内さん:最初は、「どんな方がきてくださるんだろう」という点は不安でした。しかし、実際来てくださった方は、ボランティアでやられている方とは違い、テレビCMの歌を歌われている方やプロの大道芸の方が来てくださり、本格的な方が来てくださるのかと驚きました。「これは違うね、楽しめる」とスタッフの中でも話しが出てきました。私達が求めている非日常を体現していただき、利用者様やそのご家族様に味わっていただいております。
プロの三味線演奏を楽しむ利用者様
サービスは選択肢が多く大満足!準備の手間も削減できます
ー最後に、エブリ・プラスをオススメできるポイントはどのようなものがあるか伺えますか?
竹内さん:一番大きいのは準備をしなくていいということですね。サービスの中でチラシをダウンロードできると思いますが、あちらをA3サイズと大きくしてコルクボードに貼り、各階のエレベーターホールに掲示しております。それを見た利用者様から、実施日前から楽しみにしていただけるのも大きいです。日常レクリエーションでは、やはり中々難しいところではありますので、そういう点もかなりありがたいです。
ーありがとうございます。田中さんはいかがでしょうか?
田中さん:選択肢が多いことですね。各方面にバラエティに富んでいるのがいいところです。エブリ・プラスさんはよくここまで繋がったなと、すごいなと思います(笑)
ー逆にこういうレクリエーションがあったら嬉しい等はございますでしょうか?
竹内さん:栄や名古屋城にお出かけできるようなレクリエーションがあるとやってみたいなと思います。遠出するレクリエーションは事前準備が大変なんですよね。利用者様のケアに集中できるような遠出のレクリエーションは、かなりありがたいです。
田中さん:目の前でプロの方が何か作ってくれるというのは、もっとあったら嬉しいです。目の前でプロの技術が見えたり出来上がっていく様子は、ワクワクするじゃないですか。さらに匂いがしたり音がしたりすると、五感を刺激しますし、さらにその後食べれるとなると利用者様が喜んでくださると思います。プロの方だと、食品衛生の観点からもお任せしやすいかなと思います。
ー竹内さん、田中さんありがとうございました!
今回のご紹介したメーリーホーム大喜さんの年間スケジュールはこちら(月20,000円)