CASE

導入事例

【導入事例】チャット機能で安心開催!コロナ禍の生活の質向上を目指したオンラインレク導入で様々な相乗効果も

〜開催レクの幅が広がり、新たな施設内交流のきっかけに〜

 

 

介護付き有料老人ホーム

東急ウェリナケア自由が丘

https://www.tokyu-welinacare.jp/jiyugaoka/

 

 

事例の3つのポイント

①生活の質の向上のためレクリエーションの方法を模索

②コロナ禍で外部講師によるレクが困難に。オンラインレクを初めて利用

サイト・チャット活用で簡単・安心開催が実現。施設交流のきっかけにも


───まず、東急ウェリナケア自由が丘様の施設の特徴についてお伺いできますか?

 

当施設は、東急ウェリナが運営する介護付き有料老人ホームです。

ウェリナケアのウェリナはハワイ語で[愛を込めて]という意味があり、その名の通り気持ちのこもった住まいとケアの提供をスタッフ一同目指しております。

当施設は自由が丘という、グルメでオシャレな街にあり、かつ、駅から徒歩5分以内という立地の良さはとても喜ばれています。

 

 

◆ご入居者様の毎日の生活の質の向上を目指し、レクリエーションを充実させる方法を模索

 

───これまでの東急ウェリナケア自由が丘様でのレクリエーションについて教えてください。

 

私が生活相談員として入ったのが、当施設が開設して1年目という時期でした。そのため、レクリエーションについて、いつどのタイミングで、どんな内容のものを実施するかということが試行錯誤している段階でした。

 

そういった背景もあり、どんなことができるか周りの他の介護関連事業所様の動向や取り組みなどをみながら模索を続けておりました

 

ご入居者様の生活の質の向上を考えた時に、レクリエーションを充実させることがその一助になるのではと考えました。

 

日々のレクリエーションを充実させることで、ご入居者様の毎日の生活をより豊かにしたい、そういう思いでした。

 

それからは、自分たちでできることと、誰かに依頼して実施したほうが良いことを整理しました。

 

そんな中で、レクリエーションを外注できる方法があることを知り、レクリエーションの選択肢が増えました。

 

当施設のレクリエーションは季節感を大切にしております。日々のレクは手作業を通じて、季節感を感じてもらい、イベントでは季節感のある内容を企画し、気分転換や特別な日のワクワク感を感じてもらえるように工夫をしております。

 

コロナ禍前は、毎日のように実施するレクとは別に、月に一度大きなイベントも開催しておりました。

 

───コロナ禍でどのような変化がありましたか。

 

やはり、外部の方に来訪いただいたイベントの実施が難しくなったことだと思います。

ゲストを招いた開催以外の方法を模索せざるを得ない状況になりました。

改めてレクリエーションの課題を整理するきっかけにもなりました。

コロナ禍初期は、感染拡大防止の観点から、さまざまな制限を設けざるを得ませんでした。

 

特にご入居者様の楽しみにされている買い物や、ご家族様の面会、地域交流や学生の職業体験といった今まで当たり前に出来ていたことが実施困難となり、ご入居者様にとっての楽しみが大きく制限や制約を受けることになりました。しかし、ご入居様の日々のここでの生活は続きます。

 

外出などの制限・制約のみではなく、更にフロアやご入居者様同士の関わりまで限定せざるを得ない状況となりました。ご家族の面会もままならぬ中、ストレスを吐き出すきっかけ作りや、我々の原点でもある「日々の生活をより豊かに」を実現していく為にどうしたら良いのか真剣に考えました。

そうした中で、自分たちだけで出来ることにも限界があるということを感じました。そこで初めて、コロナ禍で楽しみを増やす方法はないかを模索する中で、「オンラインレク」という存在を知りました

 

───えぶりプラスを知ったのはどのようなきっかけでしたか。

 

えぶりプラスの「オール巨人吉本興業オール巨人リモートコンサート」を高齢者新聞で知りました。

以前から、芸人によるお笑いレクがあるとは聞いていたので、とても興味をもちました。

実際に実施してみてご入居者様の反応をみてみようとなり、はじめてオンラインレクを開催しました。

◆オンラインレクを導入し「どうやれば実現可能か」と前向きな考えが芽吹く

 

───導入においても、職員皆様の考え方が変化してきたのでしょうか?

 

そうですね、オンラインレク実施後は、「来訪して貰えないからレクが開催出来ない」ではなく、「どうすればコロナ禍でもレクが再開出来るか」という考え方へ変わっていきました

 

その後も試行錯誤を続け、レク内容・フロア別によっても喜ばれるものが違う為、毎回皆様の反応を見ながら次回以降のレクを検討しております。

 

───その中でも皆様に好評だった、もしくは印象に残っているレクはありますか?

 

 

歌や、音楽系や体操といったものは好評です。

同じ音楽や体操系のレクでも、音楽にあわせて身体を動かすものと、ヨガのように体の構造や理屈を聞いて身体を動かすものではフロアの雰囲気やご入居者様の認知の程度で変わってくるので、そこはレクを選ぶ際に工夫が必要だなと感じています。

 

オンラインイベントでは、特に「江戸太神楽」が全体的な一体感を感じる事が出来ました。

スタッフが間に入り、様々な橋渡しが必要でしたが、イベント当日までの準備期間で双方のコミュニケーションが上手くいったことで、オンラインレク自体が成功に繋がったと感じています。

 

───オンラインレクを導入するにあたって、課題や不安なことはありましたか?

 

 

パートナーさんに直接会って進めるわけではないので、スキルや相性もそうですが、うまくコミュニケーションがとれるかという疑問はありました。

 

ただ、やってみないと分からないという考え方はコロナ禍前から持っていたので、不安なことは少なかったです。

 

実際にオンラインレクを導入してみて、コミュニケーションはチャット機能を上手く活用することで円滑にすすめることができました

 

サイトを見ればレクの情報がわかるのでイメージがつきやすいです。その他に不明なことがあれば質問もできるので、レクを選ぶ際に不明なことがない状態にできることはありがたいです。

 

 

◆オンラインレクの導入を機に施設内の交流が盛んに

 

 

───オンラインレクを導入して何か変わったことはありましたか?

 

レクリエーションの種類が増え、できることの幅が各段に広がりました。

 

例えば、つまみ細工やフラワーアレンジメントなど、キットが揃っているレクもあるので、何を用意すればいいか、どれくらい用意すればいいかと悩むこともなく、レクの選択の幅が広がりました。これは我々スタッフにとっても、ご入居者様にとっても意義のある大きな変化だと思います。

 

今は色々なレクを実施しており、そこからご入居者様の楽しみのきっかけになれば良いと思っています。

 

今回、コロナ禍がきっかけでオンラインレクの導入にいたりましたが、施設レクリエーションの課題が見えてくる良い機会になりました。

 

外出が制限されている中でも、オンラインレクを活用すれば、外出やお祝いの気分が味わえるイベントを開催できることがわかり、これまで行っていたレクとあわせるとレクリエーションの選択肢が豊富になりました

 

まだまだオンラインレクは取り組みはじめて間もないので、レクが終わるごとにご入居者様に感想を聞いて次のレクに活かしています。この取り組みを継続することで生活の質の向上に繋がっていくと思っています。

 

その点は、えぶりプラスのサービスサイトから新しいレクリエーションを発見することができたり、疑問点があればチャット機能を使ってコミュニケーションがとれるので、こちらの要望や意図を伝えやすいですし、便利に感じています。

 

また、施設内でも交流を増やしたいよね、という考えも生まれました。フロアを越えて個々で交流グループができました。もちろん感染対策などの観点からできることは限られていますが、施設全体でご入居者様同士が交流するきっかけをつくれたことは大変嬉しく思っています。

 

 

───最後に、レクの外注やえぶりプラスについて思っていることがあれば教えてください

 

 

 

まだまだオンラインレクについてはノウハウを蓄積しているところなので、困ったときに相談できる場所があることは大変ありがたく思っています。

 

レクリエーションのジャンルにも幅があり、施設内のスタッフだけではできないようなレクが実施できるようになりました。それはご入居者様だけではなく、我々スタッフにもとても良い刺激になっています。

 

レクリエーションに経費をかけることは施設によってさまざまだと思いますが、当施設は分業にすることで良いバランスが保てています。

スタッフにも得意分野があります。その為、施設内のスタッフだけでは、できるレクリエーションが限られてしまうので、うまく外部のサービスを活用して役割をわけることで相乗効果がでていると思います。

 

えぶりプラスを活用しはじめて、レクリエーションがとても充実しました。今後もご入居者様の生活の質が向上するようなオンラインレクを実施していきたいので、さまざまな提案を期待しています。

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